ひでの物産館、鹿児島発

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近眼の手術と眼内レンズ

          近視の手術について
 
近視の手術
 
私は(現在75歳)、1~2か月に1回眼科を受診しています。
主な治療目的は、左目の強度近視による黄斑変性症の診断治療です。
先日、眼科の先生が「近視の手術をしても良いですよ。」と言われました。
私には、少し白内障の症状があるようなので、白内障の手術はいつか必要だとは思っていましたが、近視の手術は全く考えていませんでした。
先生の言われた近視の手術に興味を持ちましたので、インターネット上で色々と調べました。
 
私の近視の程度
 
私は、高校の時から近視になり、それから今日まで眼鏡やコンタクトレンズを使用してきました。
20代の頃の視力は、両眼が0,1位の視力でした。
その後、左目の近視の程度が進行していきましたが、不思議に右の目の近視は徐々に良くなりました。
現在は、左目が0.03(矯正0.5位)、右目は正常視力の1.2で、左右アンバランスな視力です。
左目は、主にハードコンタクトレンズを使用していました。
 
強度の近視は病気です
 
近視は、国民の半数がなる位の国民病です。
最近は特に、Pc、スマホなどで目を使いますので、小学生から若者まで近視が多くなっています。
 
強度の近視は、病気なのです。
私は、左目が強度の近視だったことから、若い頃にはなかった色々な障害が起きてきました。
65歳の頃に、硝子体剥離とそれによるフィルム症(物が歪む)、72歳の頃に強度の近視による黄斑変性症を発症しました。
黄斑変性症は、眼底の黄斑部(物を見る主要な部分)が出血などで盛り上がり、そのために症状として、物が歪む、目の真ん中に黒い煤みたいなのが出てくるのです。
悪い病気で、視力も落ちます。
 
近視は、眼鏡やコンタクトで矯正すれば大丈夫と思いますが、強度の近視の場合は、物を見るのに眼底が引っ張られるために色々な障害(網膜剥離等も)が起きるのです。
 
治療法は、以上に気が付いたら早く眼科を受診することです。
病気では早期治療が一番です。
 
 
近眼の手術として有名なのは、レーシック手術です。
眼の角膜を削り、近視を治します。
しかし、この手術は角膜を傷つけますので弊害があります。
 
私は、いままで知りませんでしたが?
新たな近眼手術として、10年位前から眼内にコンタクトレンズを挿入する手術が開発されました。
レーシック手術が角膜を28㎜位削るのに対し、眼内コンタクトレンズの手術は角膜を3㎜切る程度で、非常に安全な手術です。
コンタクトレンズを愛用する若者の間で、この手術を希望する人が増えているようです。
 
メリット
  • レーシックに不適応な強度近視の方にも対応可能である。
  • 費用は両眼で70万円前後かかりますが、使い捨てソフトコンタクトレンズを10年間使う費用程度です。
  • コンタクトレンズを装着したり外したりする手間がありません。
  • レーシク手術のように角膜を削らないので、質の良い見え方がするようです。
  • 角膜を削らないので、術後のリスクが少ない。
  • 眼内レンズは、開発が進み半永久的に使用できる製品ができています。政府の厳重なチェックにより安全性が高いです。
  • 紫外線カット、お手入れ不要です。
  • 手術後に不具合が生じたときには、眼内コンタクトレンズを外すことができます。
デメリット
  • レーシック手術に比較して、手術費用が高額です。
  • オーダーレンズのために、時間がかかる。
 
眼内コンタクトレンズ画像です
 Web検索で引用
 

 
 
手術の手順


 
白内障の手術
 
60歳以上になると、多くの人が白内障になります。
80歳以上になると、90%以上の人がなります。
白髪と同じく、老化現象です。
 
白内障の手術は、一般的に行われていて年間120万件が行われています。
濁った水晶体を濁った除去して、そこに眼内レンズを挿入します。
手術は10~20分程度で、その日に家に帰れます。
手術の費用は保険適用ですので、一割負担で2万円、三割負担で6万円です。
 
眼内コンタクトレンズ手術と白内障手術
 
私の場合は、白内障手術すると、眼内コンタクトレンズ手術と同様の効果が得られると思います。
眼内レンズを使いますので、特別に眼内コンタクトレンズの手術を受ける必要はないと思います。
費用も、白内障手術では保険適用ですので2万円位の費用です。
 
結論として
 
眼科の先生が「近視の手術をしても良い」といわれました。
白内障の症状もあるので、私は、白内障の手術を受けて眼内レンズを挿入してもらおうかと思っています。
近眼の手術と、白内障の手術の両方ができるからです。
費用は、保険適用で2万円位と思っています。
 
若い人たちは、これからレーシック手術から眼内コンタクトレンズの手術の方向に向かうと思います。
そのうちに、保険適用が可能になるかもしれません?