横綱白鵬の休場と引退の兆し
春場所、44回の優勝を誇る横綱大鵬が3日目から休場になった。
休場の理由は、右ひざのけがという報道です。
前々からひざのけがの状態が思わしくなくて、16日に都内の病院で診察を受けて、右ひざ関節の軟骨の損傷で手術が必要で、手術後2か月のリハビリが必要ということです。
NHKのテレビ解説者の北の富士さんは、大鵬はもう引退せざるを得ないのではと述べていました。
横綱鶴竜も連続休場が続いていて、来場所には進退をかけて出場することになりそうです。
もし、横綱大鵬、横綱鶴竜が引退となると、横綱不在の大相撲ということになり異例の事態になります。
今までの横綱の引退の平均年齢は30歳位らしいです。
白鵬は36歳、鶴竜は35歳と、従来の引退の年齢を超えて相撲を取っています。
二人とも、けがで長期の休場をしています。
そろそろ限界で、引退の兆しが見えています。
横綱は、地位が下がらないので負けが込むと、相撲は取れるのに引退せざるを得ないのです。
平幕では、旭天鵬(1回優勝)が40歳を超えて相撲を取っていました。
スポーツの世界では、大体40歳位が引退の時期のようです。
野球のイチロウ選手も40歳で引退しています。
サッカーの三浦選手みたいに、50歳を超えて活躍している選手は稀です。
次の横綱は誰がなるのか?
一番近いのは、照の富士ですが、既に29歳です。
驚異的に、幕下から関脇までの復帰をしましたが、膝のけがを抱えていて、仮に横綱になったとしても長くは続かないでしょう。
大相撲は、モンゴル勢が横綱を取っていましたので、出来たら日本人の横綱が出てきて欲しいです。
また、若手の相撲取りの活躍に期待したいと思います。
|