ひでの物産館、鹿児島発

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女運 仕事運 寿命

      女運、仕事運、寿命について
         単なるぼやきつぶや
 
作詞家、作家の山口洋子さんの著書「生きていてよかった」の文章中にあった文句です。
 
・・・男の人生には、どうしても逆らえないものが三つある。「女運、仕事運、寿命」である。自分の力である程度まではどうにかなると思っていても、結局は運命のままに運ばれるというのが結論
 
歌手さだまさしの「無縁坂」の中にも、「運がいいとか悪いとか、人はときどき口にするけど、そうゆうことって確かにあると、あなた(母)をみててそう思う。」という歌詞があります。
 
  運のいい人、運の悪い人は、男女とも確かにいるのです
 
女運
 
恋愛で女性に振られる縁遠い、結婚したら良い嫁と思っていたが、家事育児もしない姑とは喧嘩する、挙句の果ては妻が不倫して出て行った。
世の中には女性にモテモテの男がいるのに、俺はなんて女運がないのだろうかと嘆く。
私の昔の友人は、居酒屋で飲んでいた際に、「今度生まれ変わったととしても、今の女房と又結婚する。」と言っていました。
友人は女運(結婚運)が良かったのです。
 ※ やっかみ→視野が狭いかも⁈
 
最近では、紀州ドンファンが若い美人妻に覚せい剤を飲まされて殺される事件がありました。
ドンファンは、美人妻と結婚するまでは、女運が良かったと思いますが、最後にとんだ悪妻に巡りあった運の悪さでした
 
  結局は運命のままに運ばれるというのが結論
 
仕事運
 
仕事がない、就職してもすぐに職場を変わり転々とする、良い会社と思って就職したのにすぐに倒産してしまった。
給料は安いし、職場ではパワハラを受ける。
同僚がつぎつぎに出世するのに、自分は万年平社員のまま。
植木等の歌の文句ではなけれど「無責任男」になるしかない。
 
起業したら、打つ手打つ手がうまくいき会社が成長していく人もいる
 ※ やっかみ→そんな人はそんなにいないだろう
 
  結局は運命のままに運ばれるというのが結論
 
寿命
 
贅肉のない細身の中年ジョッガー、飲む打つ買うに無縁、絵にかいたまじめ人間、その人が急性肝炎であっけなく死んだ。
周りには飲んだくれ、不摂生のヘビースモーカーもいるのに、よりによってなんであのひとが(山口洋子の文章より)。
 
20年以上前のことです。
私の職場の上司は、非常に真面目ないい人でした。
毎日ラジオ体操をして、散歩をして健康管理をしっかりとしていました。
こんな生活なら上司は絶対に長生きする人だと思っていました。
上司は、60歳で定年退職をして、これから第2の人生を楽しめるというときに、食道がんになり入院生活の繰り返しで2~3年後に亡くなりました。
私も悲しくなり、人生は何なんだろうと思いました
 
  結局は運命のままに運ばれるというのが結論
 
やっぱり自然体で生きるしかないないなあと思う。
自分をどう癒しながら生きるのか、それが持続と老いた老後の課題であろう(山口洋子)。
 
 
 
山口洋子さんは、東映のニューフェース、銀座「姫」のマダム、作詞家(よこはま・たそがれ千曲川、ブランデーグラス、北の旅人等)、作家(「演歌の虫」「老梅」直木賞作品)など数々の輝かしい経歴の持ち主でした。
50代以降は、大病のため非常に苦労した生活のようでした。
「生きていてよかった」の著書の中で苦労を切々と書いています。
2014年(平成26年)呼吸不全で亡くなりました。
享年77歳
 
 
 

生きていてよかった―愛、孤独、不信、絶望の果てに (マイ・ブック)

 

 

 

 

ザ・ラスト・ワルツ―「姫」という酒場 (文春文庫)